8/10 山陰海岸ジオパーク 1日目 香住~鋸岬
昨年、京都の経ヶ岬を漕いだ時にそこが山陰海岸ジオパークの一部であることを知り、来年は絶対に鳥取県~兵庫県地域を漕ぎたいと思っていた。
スタートは香住海岸。ここに車を置いて鳥取県の東浜まで向かう2泊3日のキャンプツーリングだ。事前に香住と東浜の観光協会に電話して、車を3日置いたままにすること、出艇はOKか、東浜の上陸ポイントなどを確認。どちらの観光協会の方もとても親切に対応していただけました。
教えていただいた香住海岸の東寄りから出艇。海水浴シーズンだけどこちらには人もいない。
今回はOさんとの2人旅。天気は晴れ。全国的に高温が続いているので熱中症対策に飲み物をたっぷり持って、キャンプ道具満載で10:20にスタート。
ちょっと気になるのは、天気予報では昼前から4~5mの西風が吹くことだ。実は今回の旅ではこの風に悩まされることとなる。
気持ちのよい風が吹いていて穏やかな香住の湾を出る。最初あるのが弁天島。
遊覧船の向こうに見えるのが但馬松島。
鉄砲岩
鉄砲には見えないけどな。
漕ぎ出して早々にロックガーデンあり、洞窟ありでなかなか先へ進めません。
兄弟赤島
くぐれそうな所は片っ端から入ってみます。
上に山陰本線の線路が見えるこの辺りは香住海岸。
水温は29℃で日本海の水も生ぬるい。
鎧の袖
柱状節理が鎧のように見える。
インディアン島
北側からみるとインディアンの横顔に、西側からは鷹の巣のようにみえるらしい。
湾の奥に鎧の集落が見える。
この辺に来ると西の風、うねり共に強くなり岸壁に近づけません。いっぱい洞門がありそうなのに残念。
よそ見をせずに波だけ見て進みます。日差しは強いけど風が幸いして暑さは全く感じません。
餘部の橋梁が見えてきた、ここで昼休み。
餘部橋梁の下で昼食。
上陸して餘部をプチ観光。
餘部から伊笹岬までの間は風浦になるので漕ぎやすい。
釜口洞門
伊笹岬の向こうは風がおさまっていることを期待して漕ぎますが・・・。
今度は風と三角波で漕ぎずらい。でももう少し行けば本日の最大の見どころ釣鐘洞門。
釣鐘洞門
中は広い空間になっていて釣鐘の中に入ったような気分です。
釣鐘洞門を過ぎてしばらく波も静かです。
光が差し込んでいるので入ってみますが抜けられません。
真ん中あたりに穴がある鋸岬が見えてきました。あの向こう側に本日のキャンプ予定地があるはずです。
洞門は水面近くが繋がっていて抜けられません。
穴の反対側はこんな様子。
あれが本日のキャンプ地。
浜の左側には小さな流れがありまずはそこで水浴び。でも途中大きな岩を避けて海の中を歩いて戻らなければならないので、波をかぶって結局海水まみれ。
なかなかいい浜です。
浜はゴロタ石なので流木を敷き詰めて、その上にテントを張ります。
今夜は冷え冷えのビールとレトルトの親子丼。
日本海に沈む夕日がとっても綺麗でした。
この海の向こうは朝鮮半島、中国、AMラジオは日本の放送局を探すのに一苦労です。
夕日が沈んだ後も西の空は赤く燃えていました。そして、しばらくすると水平線の向こうではイカ釣り船の漁火が輝き出しました。何だか波が高くなったような気がします。明日は無事ここから漕ぎ出せるのかな。携帯電話はもちろん圏外です。
山陰海岸ジオパーク 1日目 香住~鋸岬間
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